歩荷錬成 常念岳 2024/6/15,16

ブログをご覧の皆さん初めまして!流行の最先端を歩む静岡県出身の24、山田です。24が入部してから早いもので、もう3か月が経とうとしています。僕はワンダーフォーゲル部に入部することが受験期からの夢だったので、今部員としてブログを書くことができて本当にうれしいです!文章を書くことが苦手なので読みにくい部分もあるとは思いますがゆっくりと見ていってください!

 さて!今回僕たちは一泊二日で常念岳へ歩荷錬成に行きました。男子は30㎏以上、女子は26㎏以上を背負い歩きました。24の僕たちにとって、かつてない重量を持ち、松本キャンパスからも見える常念岳を登るということはかなり不安で未知の領域でした。そんな中登った汗と血と涙の歩荷錬成を写真付きで詳しく紹介します!




↑歩行中の様子。
登山道はかなりの急登でした。特に登り始めのジグザグ急登が結構効きました。写真のように梯子を登ったり、大きな岩を乗り越えたりする場面もありました。それにもかかわらず先輩方はサクサクと登っていきます。僕も先輩についていこうと、根気でひたすらに登っていきました。

↑一本目の休憩の様子。


みなさんいい顔をしていますね。ワンダーフォーゲル部では50分歩行をして10分休む、というサイクルで登山をしています。僕は高校時代に山岳部に所属していましたが、休憩場所は大体あらかじめ決めていました。なので、入部当初は新鮮だったのですが、今回の錬成でこの仕組みのありがたさを痛感しました。どんなにきつくても時間は勝手に過ぎていきます。それが歩行での心の支えになりました。しかしこの後、歩荷あるあるのめちゃくちゃ痛―いアイツが部員たちを襲います。はい、そうです。こむら返り、足がつってしまったのです。


↑足を伸ばす23のKさん。


歩荷中に足がつるのはよくあることなのですが、これが本当にきついです。僕も実際に今回の錬成で足がつってしまいましたが、登山靴のせいで思ったように足が延ばせず、手伝ってもらわないとかなりキツいです。22の先輩のSさんがストックをかしてくださり、なんとか1000mアップできました!


↑二人分のザックを背負う23のAさん。

 

1000mアップ後にメンバーの一人が足を痛めてしまいました。そこで同じパーティで荷物を分担して持ち、Aさんがそのメンバーのザックを自分のザックに括り付けて登りました。かなりバランスが悪く、大変な歩行となりましたがAさんはテント場まで背負いきりました!本当にすごいと思いました。先輩に聞いた話によると過去の山行でも21のSさんがザックを二個持ちしたそうです。僕も先輩方のように頼りがいのあるかっこいい先輩を目指してトレーニングを重ねていきたいと思います!



↑五本目の休憩の様子


前常念岳手前の五本目の休憩で可愛らしいハートの石を見つけました。そこで、メンバー各々いい表情で写真を撮りました。この休憩場所は結構広く、ゆっくりと体を休めることができました。





↑充電の切れたSさん  


↑起きたNたく


前常念の避難小屋前での様子。重い荷物をもって長時間の歩行、充電の切れてしまうメンバーも出てきました。すごい寝方をするSさん(写真左)のこの写真は24の中では宝物になっています。Nたく(写真右)も登山をはじめて二か月ですが、その顔には風格があります。これからも頑張れ!Nたく!

↑雷鳥と槍ヶ岳

 








      

↑モンベルTシャツ(上)ひょっこり雷鳥(下)

常念前分岐から常念小屋にかけての道で雷鳥を見ることができました。写真の様子はモンベルの長野限定Tシャツのデザインのまんまです!今回見ることのできた雷鳥は丁度、換羽していて黒と白のまだら模様がかわいかったです。これぞ長野!という景色を見ることができて大満足でした。



↑24(7分の5) 


↑槍ヶ岳をバックにモンスターエナジー

 

どちらの写真とも達成感を感じる、いい顔をしています。一日目は行動時間の関係で常念岳には登らず、常念岳手前の分岐で常念小屋に降りてきました。常念小屋はとてもきれいでお手洗いも抵抗なくいくことができました。一日の行程が終わったらお楽しみのご飯!23の皆さんがふるまってくれるエッセン(ご飯)はどこのパーティもおいしそうで僕のパーティではハヤシライスをいただきました。やはり山の中で食べるご飯は下界で食べるご飯に比べとてもおいしく感じます。


↑天気図を書くメンバー


天気図の存在も忘れてはいけません。夏の合宿に備えて高い意識を持って取り組んでいます。24も毎週月曜日に行っている天気図講習会の甲斐もあり、かなりかたちになってきました。登山をする上で天気を知ることはとても大切です。これからもその技術を磨いていきたいです。




↑祝・登頂


↑ハンドパワー


↑常念岳山頂


 2日目に朝一で常念岳にピストンしました。頂上はかなりガスっていましたが、だんだんと日が差し込んでとても気持ちが良かったです。こう写真を見ると色々な学年がごちゃごちゃでワンゲルの縦のつながりの強さを感じます。今回、蝶ヶ岳にはいくことはできませんでしたが、その分体力的にも気持ちよく登山を楽しむことができました。7月から本格的に合宿に向けての結成山行が増えていきます。僕の合宿では8泊9日で南アルプスに行きます。ザックの重量も今回と同じかそれ以上になると思うのでこの歩荷錬成でその重さを体験できてよかったです。まだまだ体力不足を感じるのでトレーニングを重ねていきたいです!

長々と書いてしまいましたが、ここまでご覧いただきありがとうございました!是非、皆さんも初心を思い出して、歩荷登山をしてみてはどうでしょうか!





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