新歓LW 金峰瑞牆 2024/5/11,12

ブログをご覧の皆さんこんにちは。はい、こんにちは。

最近火おこしサポートの光バイトが決まりました。新入部員の吉村です。

このブログを書くことをとても楽しみにしていました。やったー!気合を入れて正直に真面目に書きます。ぜひ最後まで読み、感動でオーイオイ、オーイオイと泣いてください。

 

 雪が解け、新緑が芽吹き、静かだった山が笑い始めた5月中旬。我々ワンゲル部は、凍った空気にさらされ、今すぐ布団に潜りたい気持ちで目をこすっていた。時刻は130分。ご近所さんのおかげで獣の匂いが漂うBOX(部室)に、冬眠明けのごとく、のそのそと集まる15人が今回のメンバーだ。


 右に写る人影は我らが先輩、せいこうマン。平和を願う表情がはっきりと見て取れますね。行ってきまーす!

車に装備を積み、登山口へ。「ああ車は速いな。」「夜だから警察いないよね。」「このナビいかれてるよ。」賑やかな車は1分後に赤灯を確認し、法定速度を遵守しながら松本を発った。



おろしたての登山道具で出発進行!緑の雨具の彼は「にしたく体操第1」をしています。

 空色が黒から白になった5時頃、登山口に到着した。530分には3パーティーすべてが山行を開始した。45分間が、あ、い、う、えっという間に過ぎ、富士見平小屋に到着した。名前の通り、木々の間から華麗な富士山を眺望できる。小屋の前のテント場にドンドンドンと3つの大きなテントを設営し、サブザックに荷物を詰め、金峰山にれっつらごー。



青い空に赤いテント。だから何だという声が聞こえますね。同感です。




こういう岩場を登ります。ピースの質が違いますね。ピース初心者の皆さん、一緒に学びましょう。

稜線に出ると大日岩と呼ばれる、象のお尻のようなドでかい岩が現れる。




大日岩と女学生。いい組み合わせだ。と、深田久弥も称するでしょうな。

大日岩から稜線を歩き標高を上げると、だんだんと木々と背比べができるようになった。森林限界を超えたようだ。太陽を遮るものがなくなり、直射日光が我々と風景を照らしている。


背骨を登っているような気がします。と、言ったのは誰ですか?私です。後ろに八ヶ岳が連なっていますね


富士山にピントを奪われるA先輩。

名だたる山々に見守られながら金峰山の頂に。そこには花崗岩のピラミッドが鎮座していた。写真を見ればその異様さと美しさが伝わるだろう。



 なぜこうも美しく積み重なるのか。自然は時に不自然でござるなあ。拙者、金峰侍でござる。


山頂で山ガールに写真を撮ってもらいました。良い天気でござる。

ほい、帰ろう。写真を撮ることにも疲れ、テントを目指し帰路に着く。行きは右側にあった富士山が左側に見える。あ~~~~っという間に富士見平小屋。テント場で各自がトランプゲーム、花札、おひるね等をして時計は16時。


疲れて機能していない信号機です。こういう時はどこに電話すればいいですか。

料理の時間だ。パーティーごとに料理が異なる。ビビンバ、ペッパーランチ、私のパーティーはすき焼きだった。高校時代に登山部の理科教師の顧問に「山では酸素が少なくなるから味蕾の機能が鈍るよどうのこうの………」とお呼びでない知識を植え付けられた。(今まさにそれを媒介しているが)そんな知識を忘れてしまうおいしさが、山の料理にはある。



3人寄れば文殊の知恵と言いますが、皆さん文殊が何者か知っていますか。僕は知っています。知らない人は3人ペアを作ってください。この時はご飯が完璧に炊けました。やったあ。





いつも作りすぎてしまいます。その時はグループを超えて料理を完食します。

もぐもぐ、うまいでござる。拙者、金峰侍でござる。

山の夜は早い。歯を磨き、19時には寝袋に潜る。約18時間越しに願いが叶った。やったあ。あったけえ。むにゃむにゃ。残念。山の朝も早い。230分に起床し、朝ご飯を食す。おいひいおいひいあふあふのサバ茶漬けだった。


サバ缶は偉大ですね。魚魚魚魚を食べると頭頭頭頭がよくなる。という歌詞、頭が壊れそうですね。

テント内でごそごそと準備し気づけば4時、サブザックをおんぶし、瑞牆山へ。花崗岩がSiO2を輝かせている。ゴツゴツした岩を潜り抜け、急登を登りきると直ぐに瑞牆山の頂だ。まるで『「』のように90度に切れ落ちた岩が山頂なので、ひやひやしながら楽しく過ごした。


この先切れ落ちています。鳥肌です。でも良い写真です。S先輩が曲を出したらジャケットにしましょう。


万全の体制で下を覗いていますね。男塾名物、万人橋。予算がない人間ブランコ。どっちですかこれ。


はい、蘇。

さあ帰ろう。今日は家の布団で寝られる。下山後は温泉に入って何を食べようか。そんなことを妄想していたら富士見平小屋。



ここにきて「にしたく体操第2」が始まってしまいました。石ころを見るなどして待ってあげましょう。

テントをたたみ、メインザックをパッキングしたら、下山開始。先輩のバイト話や今後の山行について、べらべらおしゃべりしていると、駐車場に到着。日本の皆さん、お疲れ山です。


下山しました。K先輩主催のじゃんけん大会をしていますね。

各自必要なものをメインザックから取り出し、念願の温泉へ。露天風呂、サウナを楽しんだ。2日間頑張った体に温泉が染み渡る。いい湯だなあははん。さあ、せっかく山梨に来たんだ。ほうとうを食べよう。やってきました、ほうとう屋さん。住所を見てみると長野県。あ?


いただきます。ここは山梨だよ、のような顔をしていますが、まぎれもない長野です。

初めて、食べる、あふあふの、ほうとうに、苦難、しながら、おいしゅうござあした、と、思った。ほうとう屋さんで蕎麦を食べたK子先輩が、かぼちゃアイスを頼んだ。オーダーにざわつく厨房、提供されるまでの時間、サイズ、硬さ、味、すべてが面白かった。



食後に冷たいデザートはいかがですか。の勢いで食べるには面白すぎるパンプキンホールアイスクリーム。

BOXに向かう。チラチラと諏訪湖と目を合わせていると、いつの間にかノンレム睡眠しており、一瞬でBOXに到着した。

集合から解散まで山登りの楽しさが、濃縮された山行だった。今回は今年の活動の序章だ。楽しい楽しいワンゲル生活ができるといいなあ。ありがとうございました。オーイオイ。

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