九州LW 5,6日目 阿蘇山＆韓国岳 2024/2/9,10

 ５日目～

・阿蘇山

登山3日目は阿蘇山。熊本にある巨大なカルデラを持つ活火山です。

コテージに別れを告げ、駐車場にたどり着いた僕たちはその煙の量に驚きました。

噴火警戒レベルは2ということで通る予定のコースは大丈夫そうなのですが、如何せん煙の出ている山を見たことがないものですから、これは本当に行っていいものなのかと不安になりました。

あとで聞いたのですが警戒レベルが上がってから煙の量が増えたそうです。

煙が出てるのは普通なんですね。活火山怖い。

阿蘇山には5個の主要な山頂があるそうなのですが、その内の中岳と高岳に登りました。あと主要じゃない南岳も。

登りは結構急でしたが、稜線に出ると阿蘇の高原やカルデラが見えるので景色が最高でした。

時折ガスが風で流れてこちらに来ると、ガス臭くて喉も痛くなるので気を付けながら登りました。

 

そういえば何回も何回も遊覧ヘリが飛んでいましたが、そんな金持ちが何人もいるのでしょうか。

はたまた同じ金持ちが何回も乗っているのでしょうか。どちらにせよ怖い。

 

良い写真。

　　　　　　　　　　

かっこいい。

 

煙すごい。

 

良い写真。

 

南岳山頂にて。元気な男女2人組の登山者に撮っていただきました。ありがとうございます。

 

 

楽しそう笑

 

 

　かわいい。

 

中岳にて。元気な男性登山者に撮っていただきました。ありがとうございます。

高岳山頂。阿蘇山最高峰です。

 

カルデラすごい。

 

カップラーメンを食べてから安全に下山しました。

駐車場に戻ると人であふれかえっていて驚きました。朝はほとんどいなかったのに。

ステーション的なところでお土産を買ったら、阿蘇山とはお別れです。

 

・温泉

割と新しくできたらしい温泉に行きました。

受付のおじいちゃんがかわいかったし、施設も温泉内もすごくきれいでした。

内湯から外に出ると外気浴ができる部屋があったのですが、椅子に掛ける用と思われるお湯はあるのに濡らしていいのかよく分からない床だったり、部屋の隅にコンセントがあったりするのが謎でした。

 

・晩御飯

車内でクレヨンしんちゃんの映画を見ていて、ちょうど映画が終わったくらいで目的の熊本ラーメン屋に到着。

九州に来たからにはラーメンを食べないと帰れません。

といっても熊本ラーメンの特徴が何かはよく知りませんが、とにかく美味しかったです。

疲れた体が濃い味を欲しているのです。

 

飯テロ注意です。

 

・TSUTAYA

クレヨンしんちゃんを見たことで映画欲に火のついた4人は、ラーメンを食べたあとすぐにTSUTAYAへ。

借りたビデオはどう返すのか気になる人もいらっしゃると思いますが、なんと郵便でどこからでも返せるのです。ビデオは責任を持って僕が返すことになったのですが、色々あって青森駅のポストに入れました。

しばらくはちゃんと返せたか不安でしたがたぶん大丈夫そうです。

映画は1人1本選んだものと、みんな見たくなっていた「千と千尋の神隠し」を借りました。

映画は適宜移動時間に見ていきます。

ところでTSUTAYAでビデオを借りる際はTカードが必要だと知っていましたか？

僕は知らなかったのですが、誰もTカードを持っていないということで僕が作ることに。

ここに思わぬトラップがありました。

長野の住所を書いて登録しようと思ったのですが、住民票を移していないため身分証明書は全て実家の住所。

そのため長野の住所が証明できず、結局実家の住所で登録することになりました。

証明できないというのはなかなかショックでした。みなさんも気を付けましょう。

 

・5泊目

再び車中泊に戻ってきました。

宿泊地は「道の駅えびの」、宮崎の鹿児島に近いところです。

寝る布陣は後ろ3、助手席1に戻りました。

 

6日目～

・霧島

登山4日目は霧島山。宮崎と鹿児島の間に位置しており、主峰は韓国岳です。

大浪池を回るコースと回らない短めのコースがありましたが、総意で短い方へ。

ずっとヘリコプターの音がするなーと思ったら火口から煙が噴き出す音でした。活火山怖い。

少し登るとまた雪で白い景色になって、祖母山と久住山を思い出しましたが霧島はレベルが違いました。

長野ですら体験したことのないありえない寒さしてました。風が強いし、天気も悪いしでなおさらです。

登っているだけで髪の毛と飲み物が凍っていました。九州に来てこんな思いをするなんて。

 

寒さで急いで歩くためすぐ登頂。

なぜモンスターエナジーを持っているかというと、モンスターエナジーの部活応援的なあれで送られてくるからだそうです。

ですが、モンスターエナジーってお腹にガスと液が溜まるので運動には向いてなくないですか？

モンスターエナジーの人、誰か早く気づいてください。

ただワンゲルのような長距離運転が必要な部活には助かります。いつもありがとうございます。

ちなみに察しの良い方は気づいていると思いますが、ミカンが乗っているのはそういうことです。

モンスターエナジーはしっかり“アルミ”でできています。

 

 

寒さで顔死んでる。

　　　　　　　　　　

こっちはなんだか暖かそう。

 

こっちも。

 

 

後ろが硫黄山火口。

かわいい。

 

無事下山。

温泉の前に昼ご飯を求めて移動します。

 

・昼ご飯

昼ご飯は鹿児島地鶏を楽しめる焼肉屋さんへ。

焼肉の前に初めての鳥刺しをいただきました。

鶏肉は生で食べられるものだと思っていなかったので困惑しましたが、そのおいしさで吹き飛びました。

感覚的には馬刺しに近いですが、やっぱり鶏肉なだけあって食べやすく、癖もなく、さっぱりとしたポン酢とよく合いました。ももとむねの2種類がありましたが、むねの方が好きでした。

焼き肉は様々な部位の盛り合わせだったのでその違いを楽しみました。今まで部位を気にして食べたことがあまりなかったのですが、やっぱり全然違いますね。

特にハツが好みでした。筋肉質な弾力のある食感がたまりません。

部位はTが教えてくれたし、肉も全部焼いてくれました。感謝。

普段焼肉の野菜は食べない派ですが、焼いたキャベツもおいしすぎた。

 

鳥刺し。

7種盛り合わせ。

 

お腹もいっぱいになったので温泉に行きます。

 

・温泉

男湯と女湯の間の壁が低いうえに登りやすそうという、何とも不安になる温泉でした。

男３人は露天風呂で「深い」について語り合っていました。

ここでいう「深い」は言葉の深さを示唆する際に言われるものです。

近年の若者による「深い」の多用に伴う逆に浅く聞こえてしまう現象や、同じように物の大きさや広がりの性質を意味する「奥行がある」、「広い」、「厚い」などが言葉に及ぼす印象の違い、そのそれぞれの反対語についてなど、議題は尽きませんでした。

これだけで本が一冊書けそうなほどです。

 

温泉から出た後はソフトクリーム。

 

食べたら移動。

登山最後の目的地は開聞岳。鹿児島の南端を目指します。

 

・城山公園

鹿児島の中心地に着きました。

Oの提案で桜島が良く見える城山公園へ。

ほんのり夕焼けが染まる桜島がきれいでした。

 

・鹿児島駅

僕の希望で鹿児島駅にも行きました。

鹿児島駅は綺麗で大きくてびっくりしました。というか鹿児島が都会でした。

鹿児島駅に行きたかった理由ですが、叔父が駅隣の商業施設内で働いていて会いに行きたかったからです。

叔父の店は入り口の目の前だったのですぐ会えました。約5年ぶりの再会は嬉しいですね。お土産ももらってしまいました。

 

・晩御飯

鹿児島と言えば黒豚。

黒豚を食べられるお店を探していると道沿いのしゃぶ葉みたいなお店を発見。

黒豚のしゃぶしゃぶやとんかつなどいろんな黒豚料理があるということで入店。

完全にしゃぶ葉感覚でしたが、その内装のきれいさや和服でそろえた店員さんたち、レジ横のご自由にお取りくださいと書かれたおこげおにぎりなど、しゃぶ葉とは全く違った様相に驚きを隠せませんでした。

そしてメニュー表の値段を見て初めてここは学生が来るようなお店じゃないと気づきましたがもう遅い。

出されたお茶も飲んでしまっていたので注文をします。

ここでさらに驚いたのは肉料理の単品があるのにお米の単品がないことです。攻めてると感じたのですが、高いお店だと普通なのでしょうか。レジ横のおにぎりを先に貰っていたOとKは正解でした。

結局さつま揚げ、しゃぶしゃぶ、とんかつを1つずつ頼み4人で分けることにしました。

お金のない学生にはこれが限界でした。許してください。

注文を取ってくれた店員さんが新人の人だったので、新人どうし(？)でちょっと安心！とほっとしていましたが、注文確認の際に「4名様ですが3品でよろしいですか？」と戸惑いながら聞かれ、心がえぐられました。

注文できたらあとはこっちのもの。ウキウキで料理を待っていたら、サービス的な山盛りのサラダと人数分のゴマとすり鉢、2本のすりこぎがなんの説明もなく置かれました。

誰もゴマが何用なのか分からず、サラダと一緒に来たことと他の料理がすぐ来ないことから推測し、サラダ用のゴマだと判断。高いお店だとサラダにすりごまをかけて食べるものなのかと感心しながらおいしくいただきました。

その後とんかつを持ってきた店員さんの顔は忘れません。

おそらくとんかつ用のゴマをサラダにすってかけたのは僕たちが初めてなんじゃないでしょうか。

僕たちももう笑うしかありませんでした。

ゴマは新しく持ってきてくれました。店員さん優しすぎて大好き。

しゃぶしゃぶにおいても、野菜は鍋みたいに入れておくものなのか肉同様しゃぶしゃぶするものなのか分からなかったので、とりあえず全部鍋に入れて食べました。

数々の洗礼を受けた結果、お店を出るときは少し人として成長したような気がしました。ありがとう鹿児島。

いつか次来たときは一番高いものを注文できるような大人になろうと、4人で誓い合いました。

 

黒豚の感想ですがめちゃくちゃ美味しかったです。

僕ですら普通の豚肉との違いが分かりました。それは高いわけです。

 

・6泊目

鹿児島の南端に近い港そばの道の駅に車中泊。

元々は6人で飲み会をしようという話でしたが、TとSの到着が遅くなるということから4人で車内飲みを開催(もちろん未成年はジュース！)。やっぱりお酒はうまい。疲れもあってすぐ酔いが回ります。

ここでワンゲル恒例の負けたら暴露大富豪をやりました。一気に合宿気分。

暴露の主役はOでした。最高でした。

明日も登山があるので遅くなる前に寝ます。お酒も登山に影響が出るほど飲んでいないので安心してください。

 

道の駅隣の港。Kが海見てずっと楽しそうだった。かわいい。

次のブログに続く・・・