九州LW 3,4日目 久住山&祖母山 2024/2/7,8
3日目~
・久住山
お待たせしました。遂に山に登ります。ようやく九州LWの始まりです。
観光を楽しみすぎて登山への意識が薄れかけていましたが、気持ちを切り替えて登山モードで楽しんでいきます。
記念すべき初日の山は久住山。
大分に位置する「くじゅう連山」の主峰で、日本百名山に数えられています。
そもそも今回の九州LWで行く5座すべてが日本百名山です。贅沢。
くじゅう連山内には九州最高峰の中岳(1791m)があるためそこも登ります。
久しぶりの山行に音を上げる一行。そうは言いつつも良いペースで歩みを進めていきます。
少し標高を上げるとそこは、植物も地面も薄く雪に覆われた白銀の世界でした。
普段行く夏山山行では絶対見ることができないようなその白さに、息を飲みました。まるでノルウェー。
というか九州でも山の上だと普通に寒いし、雪が降るものなのですね。
ここは本当に九州ですか?
無事登頂。T(左)とS(右下)が増えました。
強そう。
1年生たち。
久住山と中岳の間の高原歩き。めちゃくちゃ好きでした。
そんなこんなで中岳にも登頂。九州上陸2日目にして九州一の男になりました。
下山するまでが登山です。雪や氷で滑らないよう気を付けながら下っていきます。
途中、大きい池がありその表面の大部分を氷が覆っていました。
こんなに面白いものをワンゲラーが見逃すはずがありません。ウキウキで池へと下りていきます。
とはいっても氷に乗るのは少し怖い。僕がファーストペンギンとして小さな南極大陸に足を踏み入れます。
ちゃんと分厚い氷だったので全然大丈夫でした。みんなで上陸して遊びました。
他の登山者はどんな気持ちで僕たちを見ていたのでしょうか。
池を後にし、下山再開。
避難小屋で休憩していると、同じく休憩していた登山者一行がカップラーメンを食べ始めていました。
このとき誰もが明日はカップラーメンを持っていくと心に決めたことでしょう。
無事下山。
駐車場に山は登らず見に来るだけの観光客がたくさんいたことに驚きました。
ドライブスポットなのかな。登ってみると楽しいですよ!
・コテージ
下山後はTが予約してくれていた熊本県の阿蘇にある古代の里キャンプ場のコテージへと移動します。
なんと今日と明日は車中泊ではなくコテージに泊まれます。やったー!
広くてきれいな良いコテージでした。こたつもあるし。
その後、TとSは温泉に行き、他の4人はコテージのシャワーで済ませることに(移動がめんどくさい!)。
しかし、コテージにシャンプーやボディーソープがなかったのでKとWが買いに行ってくれました。
お風呂を済ませるとこれからの2日分の食料の買い出しへ。夕食の献立は冬らしく鍋です。
先にKがシンパシーを感じたK豆腐店で豆腐と豆乳系デザートを買ったあと、地元のスーパーでTたちと合流しつつ買い物をしました。ビラが九州の方言で面白かった。
ご飯を食べて、デザートを食べて、UNOを楽しんだらあとは寝るだけです。普通は。
僕は少し遅くまで溜まっていた課題をやっていました。
課題を春休みまで取っておくのはやめましょう。僕との約束です。
K豆腐店の豆乳ムース(コーヒー味)はふわふわのムースを口に入れると、濃厚な豆乳の味がほのかなコーヒーの風味とともに広がり、口の中が幸せになりました。
鍋!
こたつ人間!(Sより)
4日目~
・祖母山
登山2日目は祖母山です。大分と宮崎の県境に位置する山です。
名前の由来は昔の天皇のおばあちゃん由来だそうです。Oに教えてもらいましたが詳しくは忘れました。
看板が結構な頻度で上の方まで刺さっていて驚きました。ありがたいです。
行程的にはこの山が一番きつかったのではないでしょうか。長いし結構上る。
みんなで楽しくひーひー言いながら登りました。昨日の久住山と違って天気が良かったのが救いですね。
あと久住山と違って道がアルプスに近かった。
久住山と似ているところ言えば、少し登ると白銀の世界になることです。日の光が反射して綺麗でした。
ただ、足元は氷と岩が混在したりしていて滑るのが怖かったです。
きれい
良い写真。
かっこいい。
そして山頂。
良い写真ですね。ふふ。
カップラーメンも忘れていません。やっぱり山の上で食うカップラーメンが一番うまいです。
お腹を満たしたところで下山。
ここで九州LW一のハプニング、Tが怪我をします。
氷で滑って手をついた先の石かなんかで指の間を切り出血しました。
血の苦手な僕とOは戦力外でSが手当してくれましたが、血は止まらず下山後2人で病院に行くことに。
次に行く黒川温泉で合流予定でしたが、たらい回しにされたり結局救急外来に行ったりで叶いませんでした。
かわいそう。でも血は止まって、その後の登山もできていたので良かったです。
・黒川温泉
ということで元気な4人は2人の分まで黒川温泉を楽しんでいきます。
黒川温泉は阿蘇にある有名な温泉郷らしいです。当時に初めて知りました。
その特徴は黒川温泉独自の「入湯手形」にあります。
黒川温泉には旅館26か所にそれぞれ露天風呂があり、入湯手形を持っていることでその26泉の中から好きな3泉に入ることができます。また、2泉だけ入って残りの一回分は物品交換に使うこともできます。
このシステムすごく良いですよね。
黒川温泉郷は地域的な温泉運営ができ、観光客は安く、そして楽しく温泉巡りをすることができます。
ずっとこの入湯手形に感心していました。
26もある温泉の中から入る温泉を厳選するのはなかなか難しかったですが、1個目は高原の上にある眺めの良い温泉に決めました。
温泉につかりながら雄大な阿蘇の高原と明日登る阿蘇山が一望でき、体も心も気持ちが良かったです。
タイミングが良かったのかほぼ貸し切り状態だったのも嬉しかった。
温泉から上がったら次の温泉を目指します。1日に2回も温泉に入れるなんて幸せすぎますね。
長風呂の苦手なWは希望で近くのコインランドリーへ。他3人は温泉を求めて街の中心へ。
行きたかった温泉がやっていなかったため近くの良さそうな温泉に行きました。
少し歩けば温泉宿に当たる。温泉街はこうでなくっちゃ。
2個目の温泉は川沿いのひっそりとした雰囲気の温泉でした。
壁があるため1個目と違って景色こそ楽しめませんが、その雰囲気も相まってプライベート温泉のような落ち着きがあり、じっくりと浸かっていられました。こっちも貸し切り状態だったし。
3個目は温泉に行かず、温泉卵とサイダーに交換してもらいました。
温泉卵と聞いて、ずっと料理の上にのっているようなとろとろのやつを想像していましたが、ゆで卵でした。
ただ、たまごから香る温泉のにおいが食べていて癖になります。
1回Wを迎えに行き、街に戻って激エモ映えスポットで写真撮影をしました。
こういう映える場所を作るのも最近の観光業の必須ポイントですよね。黒川温泉には恐れ入ります。
エモ加工も入っててもうすごい。
一通り楽しんだのでコテージに戻ります。
・コテージ
TとSは夕飯を済ませてから帰ってくるということだったので、4人で夕食を作って食べます。
献立は鍋です。また鍋?と思うかもしれませんが、冬に大人数で食卓を囲む際のレパートリーはワンゲルには鍋しかありません。前日とは味も具材も違うのでなんなら別料理です。ついでに冷凍餃子も焼きました。
そのあとはTたちも帰ってきて談笑したりしていた気がします。あまり覚えていません。
気づいたらこたつで寝ていてOが起こしてくれました。実家を思い出します。
余談ですが、サントリーの天然水にいくつ種類があるか知っていますか?
実は南アルプス、北アルプス、奥大山、阿蘇の4種類があります。
これを知らなくて、誰かの天然水に「阿蘇」って書いてあることに気が付いて驚きながらみんなに報告したら、「もうその話しました」って冷たく言われました。こんなに驚いたの僕だけ?
苦手なネギがおいしく食べられるようになりました。
UNOで回り回って18枚ドローをくらったあと。
阿蘇の天然水。見つけたときの驚き度は友達がいきなり坊主になったくらい。気持ち的にも。
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