天空の銀座合宿 鳳凰三山結成 2024/7/20,21
皆さん、こんにちは。はい、こんにちは。一年生の吉村です。二度目のブログでございます。今回も気合を入れて正直に真面目に書きます。ぜひ最後まで読み、感涙してください。
今回、われわれ天空の銀座合宿メンバーは鳳凰三山で結成を行いました。夜叉神峠登山口から南御室小屋でテント泊、翌日に薬師岳,観音岳に登り、夜叉神峠登山口に帰る行程でした。私自身初めての南アルプスでの登山なので、わくわくでございました。
時刻は5時、夜叉神峠を出発です。「とうげ」って「とんげ」って言いたいですよね。えっさほっさとかへぇへぇとか、疲労の暗示がかかる息をしながら夜叉神峠に到着しました。
とんげでござんす。雲たちで南アルプスが隠れています。私のわくわくには一旦帰ってもらいました。
ここからは杖立峠を経て、南御室小屋に行くのですが、今にも雨が降りそうな雲を背負っているかのような天気と、普通に背負っている歩荷水のダブル子泣き爺のせいで、押しつぶされながら登ることになりました。歩荷をしているといつも漬物になった気分になります。
これは苺平で休憩している写真です。もう歩荷はいいだろうと松本で汲んだ水を南アルプスに注ぎました。水道局の皆さん、お勤めご苦労様です。
そんなこんなで出発から5時間、南御室小屋に到着しました。
小屋に着くと青空が見えました。わくわくが戻ってきます。右は正真正銘の南アルプスの天然水です。ごくごく、うまいでござる。拙者、水侍でござる。
テントを立て終え、小屋のベンチでで優雅なひと時を過ごします。持ってきたカードゲームを何種類かしてみました。頭を使ったり、運で切り抜けたり、カードゲームは楽しい。写真は三年生の先輩です。左はKさん。無自覚で痛烈に面白いことを言います。この写真はいったいどんな流れで撮れれたのでしょう。わかりません。右は我らがせいこうマン。ワンゲルで最もやわらかいです。プリンのようです。プリン体を摂取していますね。やわらかいです。悪沢岳のTシャツがお気に入りのようです。やわらかいです。
エッセンはチャプチェでした。チャプチェは山の中でも失敗しない簡単でとてもおいしい料理です。皆さんもぜひ作ってみてください。一方お米は、南極で収穫したものを使っていると錯覚してしまうほど、かったい芯が残りまくっていました。お米は上手に炊きましょう。そう心に決めました。写真は理系お嬢様Kさんが人生初のねるねるねるねに挑戦している歴史的瞬間です。化学の実験に見えますね。上手にできていました。あむあむ、練り水飴うまいでござる。拙者、水侍でござる。そんなこんなで日が暮れて、就寝でございます。良き明日を願い、シュラフに潜ります。
おはよう日本。と言いたいところですが時刻は3時。こんばんは日本。でございます。いよいよ鳳凰三山に向けて出発です。ほいほいほいと歩を進めるにつれ、花崗岩質の道になってきました。出発から40分、鳳凰三山の一座目、薬師岳に到着です。
途中、甲府盆地の夜景が見えました。眩いですね。お仕事でしょうか。水道局の皆さんお勤めご苦労でござる。拙者、水侍でござる。薬師岳からスススと快適で華麗な白砂の道を興奮気味に歩けば、いつの間にか鳳凰三山の二座目の観音岳。さあここで日の出を待ちましょう。日本の夜明けぜよ。わしは坂本龍馬ぜよ。
振り返ると太陽を待つ富士山がいました。大きいですね。プリンみたい。嘘です。
日の出です。おはよう日本。寒い寒い。手をすりすりしていると、なんだか足元が温かいような。
焼きマシュマロじゃん。ポッキー刺してんじゃん。もふもふ、おいしいでござる、おいしいぜよ。拙者、わし、水侍でござる、坂本龍馬ぜよ。
実はこの日は午後から雨予報でございました。鳳凰三山の三座目の地蔵岳に行くと、7月の午後の雨に打たれ、凍えながら号哭し水分不足で熱中症になってしまいます。ということで地蔵岳、カット。頂上に聳えているオベリスクに触れてみたかったのですが、号哭するよりましです。それではできることをしましょう。
そうです、げじげじ。げじげじを披露するために鳳凰三山に来たといっても過言ではあります。これは明らかなポージングミスです。まるでせいこうマンが第二形態に進化しているようです。
こちらが正解。「観音岳で千手観音、富士山に見られて」むむむ、いいじゃない。私は篠山紀信です。
太陽礼拝でございます。以上です。帰りましょう。これはいまいちだね。私はロバート・キャパです。光に照らされ、行きとは異なる様相の道を堪能しながら帰ります。
北岳がきれいに見えました。富士山に次ぐ標高の高い日本第二位の名峰です。大きな山脈のリーダー的立ち位置なのに、富士山とかいう得体のしれない独立峰に一位の座を奪われていて不憫です。いつか成長期が来て600mくらい背が伸びてほしいですね。嘘です。
お花が咲いていました。空の水鉄砲で水やりをしている風に自撮りしてみました。そういえば私はゼミで高山植物についてレポートを書きました。それだけです。
ひょいひょいひょいと山を下り、南御室小屋に帰還しました。テントを片付けましょう。フライを取ります。程よく乾いていました。フライが乾いているか否かでその日のモチベーション、コンディションは大きく異なります。いま一度太陽に感謝を伝えましょう。ありがとう、太陽。何を書いているんだ。道を見失いました。Word上でも遭難するんですね。テントを片付け、装備を整え、いざ下山。人生下り坂最高。おはようございます。日野正平です。ひゃひゃひゃと笑い話をして休憩をしていると。
せいこうマンに蝶がゆらゆらと近づいてきました。そしてピタッと体に着陸。写真では膝関節に張り付いています。何をしているのでしょう。リンパ液を吸っているのでしょうか。まあまあ、それはどうでもよくて、せいこうマンはいつも内股です。もし会う機会があれば注視してください。
夜叉神峠にある夜叉神峠小屋に着き、小屋の中をのぞくと。あれまかわいい。地球人のお友達、E~T~がいました。いつか本物のETにあって自転車で夜空を漕いでみたいです。本当です。でもねET、パーカーの紐を結ぶのはあざとすぎるよ。それにしてもかわいいね。
はい、下山しました。お疲れ様です。登山口には茶屋がありまして、アイスクリームがありまして。
皆で顔を見合わせまして、皆でくださいと言いまして、食べました。体に冷たい刺激がめぐります。もぐもぐ、んーふーでござる。拙者、水侍でござる。それでは毎度恒例、温泉へれっつらごー。いい湯だな、あははん。いい湯だな、あははん。
温泉から上がると、ボルダリングができる場所を発見。地蔵岳の雪辱を3mの壁にぶつけました。もちろん足りませんでした。
結成とはなんぞや。聞かれてもわかりませんが、合宿メンバーとげじげじを披露することではないことだけ確かです。合宿メンバーと仲を深め、体力をつけ、炊飯の課題を見つけることができた良い山行でした。特に、合宿メンバーと打ち解け、ガハハと笑えた瞬間は最高でした。そしていつか地蔵岳に登頂し、鳳凰三山を踏破したいです。
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