戸隠山LW 2021/06/20

 ご無沙汰しております。前回記事を書かせていただいたときは、2年になるどころか3年になってしまいそうだといいましたが本当になってしまいました、3年の藍原です。新しく1年生が入ってきて、いい加減しっかりしないといけないのかなぁ…と思いながら頭の悪いことばかりしています。楽しいです。大人になっても、子供心を忘れてはいけないと思うのです。こんなに適当に生きていても友達がいるので、ありがたいことです。


さて、本題ですが先日6月20日に2年生と3年生、4年生の先輩と戸隠山に行ってきました。

ここは、ずっと行きたかった場所なのでとても楽しみでした。1年生はいけないっていうのも特別感があって、行くことができて本当に良かったなと思います。


 スタートは戸隠神社です。道がまっすぐに続いていて1本道フェチの私にとって、楽しみにしていたものの1つでした。あいにく最初は天気が悪く、木洩れ日の中をというわけにはいきませんでしたが、巨木に囲まれて歩くのは新鮮で屋久島に行きたくなりました。



苔むした屋根がとてもいいエモさを出しています。自分イーブイだよ、という方の中で将来リーフィアになりたいと考えている方がいましたらこの周辺でのレベルアップをおススメします。参道の木々は本当に大きくて、私と比べてもこの通りです。隣で、後輩のS君が木に抱きつく人間を恥ずかしそうな目で見ていますが、彼も抱きついていました。私たちは木とテレパシーを試みましたが、成功しませんでした。皆さんならできるかもしれません、ぜひ試してみてください。



そして、わさわさ登っていきます。かの蟻の塔渡しに至るまでもこんな状態です。さすが戸隠山、登るのは大変でした。さながらロッククライミングです。歩くのが遅くても前を歩く後輩が待っていてくれたので、存分にゆっくり歩かせていただきました。お年寄りを待ってくれてありがとうございました。ノーベル藍原賞にノミネートです。



そして、蟻の塔渡りです。伝わるでしょうか。下を見たら意識が遠のいてしまいそうですね。気を付けていきましょう。写真で見て、「ワー、タノシソーウ」と思っていましたが、実際に見ると思っていたのよりずっとエキサイティングな道でした。とりついた瞬間に「これは普通に死ぬかもしれないな」と思いました。私の中で一番死を身近に感じた瞬間でした。しかし私は、飼っているペットたちと今はゲームの周年イベント中であることを思い起こすことができたのでなんとか渡りきることができました。



良い顔をしていたので、蟻の塔渡りを渡り切って嬉しそうな後輩のM君を置いていきます。これからも彼にはこんな幸せな顔をしていられる人生を送ってほしいと思います。僕も送りたいです。彼とは合宿も一緒なので、こんな顔がみられるように頑張って計画しようと思います。



誰一人かけることなく、無事に集合写真を撮ることができました。皆さん良い顔をしていますが、特に右上の方がとても癒し効果が高いので、ぜひトリミングして待ち受けにしてください。Mくんの下は駄目です。むしろトリミングで消してください。ここまでくるといよいよ展望が開けてきて良い景色でした。蟻の塔渡りでガスに包まれたらどうしようかと思いましたが、良くも悪くもガスは晴れていました。



蟻の塔渡りを過ぎてもこんな状態です。危ないのは蟻の塔渡りくらいやろ!というわけではないので気を付けてください。私はカモシカ、私はカモシカと念じながらいくと気持ちがマシになるのでおススメです。歩いてる時は割と平気でしたが、こうして写真でみるとやばいところを歩いていたのだなと思います。ここはヘルメットゾーンです、ヘルメットをつけましょうね。



前日に雨が多かったこともあって、道はもはや沢になっていました。ここで、サンショウウオを見つけました。写真はないのですが、背中に黄色っぽいラインが入っていたのでおそらくハコネサンショウウオなんじゃないかと、google先生に教えてもらいました。高校の頃はトウキョウサンショウウオに関して、アメリカザリガニの研究をしていたので懐かしいです。研究の話は長くなる上に需要がないのでしません。



無事に下山して、戸隠牧場にお邪魔しました。恒例の顔出しパネルで写真をとりました。この写真で特にみてほしいポイントは左下の「いのうえ」と書かれた看板です。多分右の木がいのうえさんなのだと思います。だから、この写真はいのうえさんと2年生の皆さんの集合写真ということになります。皆さんもここを訪れるときは「いのうえさん」に挨拶していきましょう。



牧場ですから牛もいっぱいいます。戸隠牧場は公共牧場ということなので、たぶんいろんなところの酪農家さんの牛たちが集まっているのだと思います。まず広すぎて搾乳する牛を集めてくるのが大変なのでミルクをとる搾乳牛はいなかったと思います。ミルクを出すようになる前の育成牛たちが放牧されています。左の色の薄い牛がジャージー牛で右の黒いのが黒毛和種かなと思います。ジャージーは乳量は少ないですが、乳脂肪分が多くコクのあるミルクを出します。体がホルスタインよりずっと小さくてかわいいです。


 下山した翌日、バイト先の人に「全員下山できた?」と聞かれました。それは、訳すると「誰か死者は出ましたか?」となります。もし、そうであったら今ここでバイトをしているのは大丈夫なんでしょうか。


 人の記憶は不思議なものであんなに怖い場所だったのに、下山するとまた行きたいなぁなんて思ってしまいます。いつも登る山と違って面白いところでした。しかし、やっぱり危ない山なので、400mL献血の直後や推しのライブチケットが当たった時、振られた後などに行くのは勧められません。皆さんも戸隠山にいくときは気を付けて行ってくださいね。


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