TM合宿(仮)
こんにちは。宮下です。
私は南アルプスの北の方を縦走する合宿を計画していました。
皆さんご存じの通り、今年はCOVID-19の影響で日常生活が不便になるだけでなく、山に行くことすら
ためらわれる状況になりました。
そんな中でも、一年生が入ってきてくれました。行けることなら是非一緒に合宿行きたかった。
ワンゲルの合宿は台風などの影響を受けなければ、一週間以上も山にいることができる特殊なイベントです。普段見られない景色や、遭遇しないような体験ができます。
実際、私も過去の合宿で北アルプスの燕岳から槍ヶ岳経由で立山まで縦走したり、南の光岳から塩見岳まで縦走しました。その道中は決して楽ではありませんが、楽じゃないからこそメンバーの絆が深まるのは必然と言えます。ワンゲルで合宿に行けるのは三回しかありません。その一回が今年のように潰れてしまうのは非常に残念ですが、来年こそは行けることを信じております。
長くなりましたが、合宿の紹介に移りたいと思います。
合宿名「TM合宿(仮)」 作成者:宮下
概要:三伏峠から南アルプスの名峰を巡り、地蔵のオベリスクを拝んで夜叉神へ下る
魅力:日本第2位の高峰北岳を筆頭に日本100名山を6座制覇できる。
高低差があり、樹林帯と高度感のある岩場などをどちらも楽しめる。
全工程概念図です。①などの数字が付いているテント場が泊まる場所で8泊9日を予定していました。
塩見小屋から見た塩見岳
北岳方面から見た間ノ岳、赤い屋根の小屋は北岳山荘
北岳山荘から北岳方面の道、なだらかな登りで正面に見えるのは偽ピークで北岳山頂まではそこから
20分ほどかかる。
野呂川越周辺から見る仙丈ヶ岳(左のピーク)と甲斐駒ヶ岳(右のピーク)
仙丈ケ岳ではライチョウを見ることができる
行程5,6日目に泊まる長衛小屋、改装された小屋が2013年度から新しく開いているため、凄く綺麗
甲斐駒道中、右に見える岩々しいのが甲斐駒ヶ岳
地蔵のオベリスク、この合宿で一番の見どころかもしれない。ここまで来たらこの合宿も終わりが近い。自分は高校2年の時に行ったのだが、大岩の頂上へは登れなかった。もし合宿メンバーが登ろうとしても絶対に止めるだろう、危ないから。
鳳凰三山の周辺は白い砂の斜面が多く、歩くのが楽しい。甲府からのアクセスも良いので多くの登山客が訪れる。
最終日に泊まる南御室小屋。樹林帯の中にあるのでテントが風に飛ばされる心配はない。
南御室小屋からひたすら下っていくと、日帰り入浴可能な夜叉神ヒュッテ(旧:夜叉神の森)がある。
ここは甲府から1時間10分なので、ほぼ下界である。合宿で溜まった疲れをここで癒すもよし。
甲府へ行って、ほうとうなど山梨名物に舌鼓を打つのもまた格別だろう。
ここまで読んでくれた皆様、ありがとうございます。
そして、今まで一緒に山に登った先輩、同期、後輩にも感謝の意を表したいと思います。
これからの皆さんの山登りに幸あれ
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