岩場錬成・補完 2020/09/27
皆さん、ご無沙汰しております。2年になってしまったどころかもう3年になってしまいそうな藍原です。恐ろしいですね。
さて、もしかするともう少しで受験生の皆さんは「大学入試共通テスト?」でしょうか。もうセンター試験じゃないんですよね。大学入試共通テストはどこかの頭の良いおじさまたちが何年も頭を悩ませ、高校の教科書を読み返し絞り出した結晶です。それを受けられるのは基本一生に一度、高校3年の人たちです。そして、多くの人がその期間かなり気を遣って万全の状態を作ってくれます。自分たちのためにです。凄いことですよね。胸を張って受けに行って下さいね。(まあ、私は推s…)
前置きが長くなるとやばいので、本題に入ります。
私たちは9月下旬に八ヶ岳の赤岳・阿弥陀岳へ岩場錬成に行ってきました。岩場錬成は、これぞ岩場っていう場所がいっぱいある山に行って岩場の歩き方を知ろうという山行のことです。私は八ヶ岳が好きです。
この苔のいっぱいあるのが良いんです。暇さえあれば、苔をモフモフしています。
皆さんはどんなことを考えながら山に登るでしょうか。私はどうでもいいことを考えています。どうでも良すぎて降りたときには何を考えていたのか一つも覚えてません。坂があったり、平地があったりなんだりしているなかを歩きます。このとき自分は先頭だったので、朝は真っ暗でルート探しに苦労した記憶があります。
これはたぶん階段パートのはじめの写真ですね。行ったことがある方は分かると思いますが、私たちが通った八ヶ岳の赤岳・阿弥陀へのルートは階段が延々と続くのです。このとき、1年生のみんなはこれが序の口だなんて思ってなかったでしょう。ここはまだ起承転結で言う起だぞ。なんて言いながら階段を上っていきます。楽しい楽しい、階段ちゃんとの物語の始まりの部分です。
ここらまで来ると、階段を見つめすぎていよいよ階段と会話が出来そうな気がしてきます。来年行くときは階段に話しかけてみようかなと思います。ワンチャンいける気がしてきました。階段の主になりきったり、ポニョのまねをしながら登りました。人と話しながら登るとあまり疲れないんだなぁと思いました。天気のせいもあったと思いますが、頑張れたと思います。よく頑張りました!
また、道中はこんなワンゲルらしいかっちょいい写真も撮れました。クラーク博士みたいです。なんだか岩場らしい写真が少ないですが、それは岩場では写真撮ってる場合じゃなかったりするからです。ごめんなさいね。岩場は気をつけて歩きましょうね。
これは頂上じゃないです。頂上は他に登山客の皆さんがいっぱいいたので、この山頂っぽい場所で写真を撮りました。僕たちにとってはここが頂上です。はい。みなさん良い笑顔ですね。水色の人は目が閉じているように見えますが、心配ありません。心の目でしっかりカメラを見ているので大丈夫です。天気も良いです。日頃の行いが良いんですね!ヨカッタネ!
これは阿弥陀岳の山頂です。天気が良いですね!ワンゲルのオフショットです。登り終えてひとまず一息、この和やかな雰囲気が伝わればと思います。阿弥陀の岩場はポロポロパラパラの崩れやすい岩場なので、登りも下りも気を遣います。あそこの岩は、「いけたらいくわ」位にどっちつかずな状態なので、少し手をかけたり、足場にしようとすると「俺やっぱもう小石として生きるわ..」.といって崩れていってしまうので皆さんも気をつけて下さい。本当に。
無事にゴールしました!皆さん、下山中に写真って撮りますか?写真撮るのって基本登りの時な気がします。まあ、それはともかくしっかり予定時間内に下山できました。一安心です。先輩のこの表情と仕草からも伝わっているかと思います。登山口のすぐのあたりは川があって仮設の橋がたくさん架かっていてとても歩きやすかったです。
登山って楽しいです。皆さんもぜひ始めてみてほしいと思います。もちろん、事前に計画書を提出して、装備を揃え、自分のレベルに合わせた山域に行くことが大前提ですが、めっちゃ楽しいです。ワンゲルはいろんな人がいろんなことに興味を持っていて、みんな山が好きで、それぞれのやり方で山を楽しんでいます。私の楽しみは行動食とごはんと景色と樹林帯です。
以上で終わりたいと思います。読んで頂きありがとうございました。
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